楽天モバイルの「Rakuten Link」がAI機能を搭載しポータル化を進める背景

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楽天モバイルは「Rakuten Link」にAI機能を追加し、ポータルアプリとしての強化を図っていますが、通話機能の利便性低下が懸念されています。

要約すると楽天モバイルは、2023年10月21日にAIチャット機能「Rakuten Link AI」を追加し、無料通話アプリ「Rakuten Link」のポータル化を強化することを発表しました。

この発表により、同社の契約数は800万回線を超え、法人向けのBCP用回線や他社MVNOに貸し出している回線を除いた携帯電話サービスの契約回線数は729万に達しました。

この急成長の背景には、「最強家族プログラム」などの割引施策があり、競合他社も料金面で対抗策を講じています。

特にNTTドコモの「ahamo」は、月額料金を維持しつつ通信量を増量する施策を打ち出しており、楽天モバイルの契約拡大に影響を与える可能性があります。

楽天モバイルは「Rakuten Link」を単なるコミュニケーションアプリから、楽天グループのサービスを利用しやすくするポータルアプリへと進化させています。

新たに追加された「ホーム」機能により、ユーザーは楽天市場や楽天トラベルなどのサービスに簡単にアクセスできるようになりましたが、通話やSMSの利用には別画面に遷移する必要があり、利便性が低下しています。

「Rakuten Link AI」は、楽天モバイルユーザー専用のAIチャット機能で、無料で利用できる点が魅力ですが、利用には制約があり、精度に課題も残っています。

将来的には、楽天グループの各種サービスと連携し、パーソナルコンシェルジュとしての機能を持つ可能性がありますが、プライバシー情報の取り扱いに関する懸念も存在します。

楽天モバイルは、収益重視の姿勢を強めており、ポータル化を進めることでグループ全体の売上を伸ばす戦略を採用しています。

しかし、通話やSMSの機能が使いにくくなることで、従来のユーザーが離れるリスクも抱えており、今後は利便性と収益のバランスを取った改善が求められるでしょう。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/feec30631fa546923e95f744978f742474b9af68

ネットのコメント

コメントの内容では、楽天モバイルの「Rakuten Link」に対する不満が多く寄せられていました。

特に、通話アプリとしての使い勝手が悪いと感じるユーザーが多かったです。

具体的には、通話をかける際にホームアイコンをタッチした後、さらに通話ボタンをタッチしなければならず、手間がかかるという意見がありました。

無料の通話アプリとしての機能を求めているユーザーにとっては、シンプルな操作が重要であると強調されていました。

また、アプリがLINEの電話版のようにゴチャゴチャしていて、楽天グループの広告やアプリへの誘導が煩わしいと感じる声も多かったです。

さらに、Bluetoothに対応していないため、車のハンズフリー通話ができない点も指摘されていました。

これらの理由から、楽天リンクを期待して乗り換えたが、使いづらさから他社に戻ったというコメントもありました。

結果的に、ユーザーは無料通話アプリとしてしか利用していないという意見もあり、音質改善や広告の邪魔をする点についても改善を求める声が上がっていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 通話だけのアプリの方が使い勝手がいいので、戻すなり別にするなりしてほしい。

  • 楽天モバイルの電話は無料の楽天リンクだけではなく、通常の電話アプリからも他社と同じように電話をかけることができる。

  • Rakuten Linkはアプリ自体がゴチャゴチャしていて、まるでLINEの電話版のようなアプリになっている。

  • 楽天リンクはブルートゥースに対応してないので、車のハンズフリー通話の発着信が出来ないのが駄目。

  • 結果的には無料通話アプリとしてしか使ってないけどね。

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