韓国系初の上院議員に当選したアンディ・キム氏が、民主党からニュージャージー州で上院議員に選出されました。
彼は5日に行われた大統領選挙と同時に実施された連邦上院議員選挙で、ニュージャージー州から当選を果たしました。
ニュージャージー州は、過去50年以上にわたり民主党候補が上院議員に選ばれてきたため、民主党の「票田」として知られています。
アンディ・キム氏は、外交・安全保障の専門家としてのキャリアを持ち、2009年にバラク・オバマ政権下で国務省に入省し、イラク専門家としての経験を積みました。
その後、駐アフガニスタン北大西洋条約機構(NATO)軍司令官の参謀やホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)の担当補佐官としても活躍しました。
彼は2018年の中間選挙でニュージャージー州第3地区から民主党候補として出馬し、以降3回当選を果たしています。
特に彼が大衆に印象を残したのは、2021年1月6日の議会乱入事件の際で、彼が乱入後の混乱の中でゴミを片付ける姿が多くのメディアに取り上げられました。
また、彼は8月21日の民主党大会での演説で、「1月6日に私が学んだことは、私たち皆がこの偉大な共和国の管理者にならなければならないということだ」と語り、ハリス副大統領が大統領に当選すれば強力な最高司令官になるとの見解も示しました。
アンディ・キム氏は、約50年前に米国に移民した両親を持つ「移民2世」として、ニュージャージー州南部で初等・中等教育を受けました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/71ec492e6f04ed8e43537da0cfdf8d0b4158071d
アンディ・キム氏がニュージャージー州で韓国系初の上院議員として当選したことに対して、コメントは多様な意見が寄せられました。
多くの人々が彼の当選を喜ぶ一方で、韓国系であることが政治的な影響を及ぼすのではないかという懸念も見受けられました。
特に、「アメリカのために働いてほしい」という期待が強調されており、他国の利益を優先するような政治家にはなってほしくないという声がありました。
また、報道に対する意見も分かれ、朝鮮日報が韓国系の誇りとして伝える一方で、ハンギョレが事実を淡々と伝える姿勢を示していることが指摘されました。
このように、彼の立ち位置や背景に対する評価は分かれており、特に韓国系米国議員がアメリカのために働くのか、韓国のために働くのかという点が問題視されていました。
全体として、彼がアメリカ全体の利益を考える政治家として活動することを期待する声が強かったです。
ネットコメントを一部抜粋
当然のことだがアメリカのために働いてください。
この件の報道で朝鮮日報とハンギョレの立ち位置の違いが面白いです。
韓国系のコミュニティーの利益誘導する政治家にならないでもらいたいものだ。
韓国人は韓国同胞が云々と浮かれている状況では無いのではないか。
韓国系米国議員の厄介なところは、米国の為では無く韓国の為に仕事をするところ。