英紙は、日本アニメが世界で成功する秘訣は「国内ファン第一」の制作方針にあると指摘。アニメ市場は急成長中で、2023年の売上は前年比23%増、2030年には600億ドルに達する見込み。
特に、2024年3月にアルゼンチンで行われる原作者・鳥山明の追悼イベントや、10月から地上波で放送される『ドラゴンボールDAIMA』のリアルタイム配信が、海外ファンにとって画期的な出来事となっています。
現在、世界には約8億人の日本アニメファンが存在し、今後はその数が10億人に達する見込みです。
これは、アニメ市場が国内とほぼ同規模に成長していることを示しており、国外需要が国内を上回る日も近いと予測されています。
特に、ソニーグループ傘下の動画配信サービス「クランチロール」が、1400本以上のアニメを200ヵ国以上に配信しており、これが日本アニメの国際的な人気を加速させている要因の一つです。
コロナ禍以降も日本アニメの需要は増え続け、2023年のアニメ制作業界の売上は前年比23%増を記録し、歴代最高となりました。
米大手投資銀行の予測によると、2023年の世界のアニメ市場は312億ドルに達し、2030年までに600億ドルに成長する見込みです。
こうした状況から、日本独自のアニメ文化が欧米でも定着しつつあることが伺えます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9b5a24056ad1d436e1c3664c12e9a162d5647af4
コメントでは、日本のアニメや漫画が国内ファンを第一に考えて制作されていることが、世界的な成功の秘訣とされていました。
多くの人が、日本の作品は海外向けに媚びることなく、独自の文化や表現を大切にしている点を評価していました。
このような作品が海外で受け入れられる背景には、アニメが日本の文化や風習を反映していることが挙げられています。
さらに、アニメ制作に携わるクリエイターたちの待遇が改善されることが求められ、彼らの労働環境の向上がアニメの未来にとって重要であるとの意見も多く見受けられました。
少子高齢化などの影響で国内市場が縮小する中、今後は海外向けの作品が増える可能性があり、その際に日本独自の魅力をどう維持するかが課題となるとの懸念も示されていました。
全体として、アニメ制作の自由度やクリエイターの待遇に対する関心が高く、今後の展望についても多様な意見が交わされていました。
ネットコメントを一部抜粋
日本の漫画とアニメは海外のお客さんのことは一切考えていないこと。
ぜひこれからも海外に媚びない作品づくりで世界の人を魅了し続けてもらいたい。
日本の教育システムも影響していると思う。
海外の人は日本のクリエイターを尊敬してくれて居ると思う。
アニメーターと呼ばれる人達の待遇が良くなったという話は聴こえてこない。