韓国では国際結婚が増加し、出生児の割合は5.3%に達していますが、離婚件数も増加傾向にあります。
要約すると韓国における国際結婚の状況は、昨年の統計によると、結婚した夫婦の10組に1組が国際結婚であり、出生児の割合は5.3%に達しています。
韓国統計庁が発表したデータによると、2022年に届け出のあった国際結婚は2万431件で、前年比で17.2%の増加を見せています。
この国際結婚の割合は、全体の婚姻件数に対して10.6%を占めており、2019年に10.3%を記録して以来、初めて10%を超えました。
しかし、新型コロナウイルスの影響で2021年には7.2%に減少しました。
国際結婚のタイプでは、妻が外国人であるケースが69.8%を占め、夫が外国人である場合は17.9%、帰化者が12.3%でした。
年齢別に見ると、夫は主に45歳以上、妻は30代前半が多く、国籍別では妻の多くがベトナム(27.9%)、続いて中国(17.4%)、タイ(9.9%)の順です。
国際結婚後の離婚件数は、昨年8158件に達し、前年より3.9%増加しました。
これは2011年以来の増加であり、男性の平均離婚年齢は50.3歳、女性は41.3歳です。
国際結婚における出生数は1万2150人で、全体の出生数が減少する中、国際結婚による出生児の割合は前年より0.3ポイント上昇しました。
このように、国際結婚は増加傾向にあるものの、離婚率の上昇も見られ、今後の動向が注目されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/1b3c7dda777f44c6eda5ca0dd67ed10a4e2f0300