メルコインの暗号資産取引収益が前年比約9倍増加し、サービスの多様化も進展。メルカリのフィンテック部門も好調。
要約すると国内暗号資産交換業者メルコインが発表したところによると、同社の暗号資産取引収益が前年比で約9倍に増加したことが明らかになりました。
この情報は、メルコインの親会社であるメルカリが2025年6月期第1四半期（2024年7月-9月期）の決算を発表した際に公開されました。
具体的には、今期のメルコインの暗号資産取引による収益は2億7,100万円で、前年同期の3,000万円から大幅に伸びたことが示されています。
収益の計上には国際財務報告基準（IFRS）第9号が適用され、デリバティブとしての会計処理が行われています。
メルコインは、昨年の3月からビットコイン取引サービスを開始し、続いて今年の5月にはイーサリアムの取引サービスを導入しました。
また、8月にはビットコインのつみたて機能、10月にはイーサリアムのつみたて機能も追加され、サービスの多様化が進んでいます。
特に、ビットコイン取引サービスの暗号資産口座数は2024年5月には220万口座を超え、直近1年間での新規暗号資産口座開設者数はメルカリが業界1位となっています。
さらに、メルカリ社全体の決済金融および暗号資産関連のフィンテック部門の売上収益は116億円で、前年同期比24%増となりましたが、調整後売上収益は90億円で37%増となっています。
全体の連結売上収益は449億円で、前年同期比1%の増加を記録しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/f452ea8b5b537ccc6b0c2408ba2ef41eb0b79bab