東京電力が2025年4月からオール電化住宅向けの割引を終了し、深夜電力の料金を値上げすることを発表しました。これにより、電気料金が大幅に引き上げられます。
この割引は、オール電化住宅の普及に伴い、2000年から導入されており、家庭の電力使用量を減少させる目的で、深夜の電力を安価に提供してきました。
しかし、近年の省エネの進展やオール電化住宅の定着により、電気の使用量が減少したため、割引の適用を終了することになりました。
対象となるプランは「電化上手」と「再エネおあずかりプラン」で、これらのプランの利用者に対して、月々の電力量料金から5%(上限2200円)を割り引くサービスが提供されていましたが、これも2025年3月31日をもって終了します。
深夜電力についても見直しが行われ、具体的には「深夜電力A」で329円19銭、「深夜電力B」で649円12銭、「第2深夜電力」で539円12銭の値上げが実施されます。
モデルケースとして、深夜電力Bの契約電力4kW、使用電力量290kWhの場合、現行料金9006円が見直し後には1万179円となり、13%の値上げが見込まれています。
このように、東電EPは今後の電気料金の見直しを通じて、持続可能な電力供給を目指していく方針を示しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/910fcdadaf1ce19100d1f47e8b18345448ef1b07
東京電力が深夜電力料金の値上げと割引終了を発表したことに対し、多くのネットユーザーが反応しました。
特にオール電化住宅やエコキュートを利用していた方々は、これまでの割引が終了することに困惑し、今後の電力使用について再考を促されるコメントが多く見られました。
深夜電力を安価で利用することを前提にした生活スタイルが崩れることに対して、経済的な影響を心配する声が上がりました。
中には、太陽光発電の導入を考えている家庭もあり、昼間の電力が安くなる場合もあることに気づいている人もいましたが、全体としては深夜電力の値上げに対する不満が強く表れました。
原発停止後の電力供給の不安定さや、電力会社の利益追求に対する疑問も多く寄せられ、特に「ハシゴを外された」と感じるユーザーが多かったようです。
また、原発の稼働を求める意見や、他の燃料への切り替えを検討する声もあり、様々な選択肢が模索されていました。
全体として、東京電力の発表に対しての反応は多岐にわたり、ユーザーの生活に与える影響を考える機会となったようです。