キンドリルがAWS環境構築を支援する新サービス「Kyndryl Developer Services」を発表。開発者が簡単にクラウド環境を構築できる仕組みを提供し、運用負荷を軽減します。
このサービスは、2023年11月から提供が開始され、AWSのIT資源を最適なコストで利用できることを目的としています。
キンドリルは、AWSとのグローバルな戦略的パートナーシップを結んでおり、30年以上の実績を持つため、ミッションクリティカルなシステムを支援する豊富な経験があります。
この新サービスは、特にハイブリッドクラウドやマルチクラウドの運用に関する専門的な知識を活かしたものです。
「Kyndryl Developer Services」は、主に3つの要素で構成されています。
まず、DevOpsポータルでは、開発者が必要な要件を選択するだけで簡単にクラウド環境を構築できるようになっています。
これにより、ITインフラに関する深い知識やスキルがなくても、アプリ開発環境やITインフラを自動で構築できるため、開発者は本来の業務に集中しやすくなります。
次に、設計済みの構成テンプレートは、キンドリルの専門知識に基づいて開発された高品質な標準テンプレートであり、特に金融業界向けにセキュリティと可用性を確保した内容となっています。
これにより、ITインフラの標準化が進み、システム全体の効率化が期待されます。
最後に、マネージドサービスでは、キンドリルのエンジニアがDevOpsポータルやテンプレートの利用を支援し、AWSのIT資源を最適なコストで利用するための問い合わせ対応や運用作業の支援も行います。
このように、Kyndryl Developer Servicesは、開発者と運用者の両方にとって利便性の高いサービスを提供し、AWS環境の構築をよりスムーズにすることを目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6b6dbb1bc8020ed17487603a89864dc36ae2bb25