シドニーのビーチに現れた異臭の黒い玉の正体とは

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シドニーのビーチに数千の黒い玉が打ち上げられ、調査の結果、下水道で形成された油脂の塊「ファットバーグ」と判明。遊泳禁止が発令され、異臭が漂う状況に。

要約するとオーストラリアのシドニーのビーチに、先月数千個の謎の黒い玉が打ち上げられ、環境保護当局が住民に遊泳禁止を通知しました。

調査の結果、これらの黒い玉は「ファットバーグ」と呼ばれる油脂の塊であることが判明しました。

ファットバーグは下水道で形成されるもので、通常の油脂に加えて、人間の排泄物や薬品、毛髪、生ごみなどが混在しています。

シドニーのビーチではボンダイビーチを含む7か所で発見され、監視員が除去作業を行っています。

研究者たちは、これまでに経験したことのない異臭を放っており、近くで泳ぐことは避けるべきだと警告しています。

ファットバーグの原因は未処理の下水に由来する可能性が高いですが、具体的な発生源は不明で、船からの放流や雨による下水のあふれが考えられています。

過去には英バーミンガムで330トンのファットバーグが問題となったことがあり、シドニーの事例も同様に深刻です。

研究者たちは、成分が複雑で水中に漂っていた時間が長いため、原因解明が難航していると述べています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/8e33b4d0340f36e899780f494aae7a5a6053a99c

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