ヤマハがフランスの電動二輪メーカーに出資し、競技用車両の開発を進める。両社の協業により、電動二輪市場でのプレゼンス向上を図る。
要約するとヤマハ発動機は、フランスの電動二輪メーカーであるエレクトリックモーション(Electric Motion SAS)に出資したことを発表した。
この出資は、電動二輪車市場における両社のプレゼンスを高め、電動二輪競技用車両の可能性を探ることを目的としている。
エレクトリックモーションは2009年に設立され、電動トライアルバイクや電動オフロードバイクの開発・製造を行っており、世界約40カ国で「EM」ブランド名で製品を販売している。
同社の製品は、トライアル世界選手権やFIM E-XPLORER WORLD CUPなどの国際大会での成功を収めており、競技用車両市場において存在感を高めている。
ヤマハは、環境への配慮を重視し、2050年までにカーボンニュートラルを目指す「ヤマハ発動機グループ環境計画2050」を策定している。
この計画の下、持続可能な社会の実現に向けた技術や製品の研究・開発を進めており、エレクトリックモーションとの協業により、さらなる技術革新を期待している。
出資を通じて、両社は互いの知見や能力を活かし、電動二輪車市場での競争力を強化する戦略を模索している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e7b8f6a36b249b318234b6101ffe6812ffae125e