前川彰司さんの再審公判が12月11日に始まる。弁護団は無罪判決を求め、検察の対応が焦点に。
要約すると1986年に福井市で発生した女子生徒殺害事件に関する再審が進展を見せています。
名古屋高裁金沢支部は、再審開始が確定した前川彰司さん(59)の弁護団が、検察との第1回3者協議を12月11日に行うことを発表しました。
この協議は、再審公判に向けた重要なステップとなります。
弁護団は、早期の無罪判決を求めており、検察側の対応が今後の進行において大きな焦点となるでしょう。
前川さんは1987年に殺人容疑で逮捕され、一貫して無実を主張してきました。
1990年には一審の福井地裁で無罪判決を受けましたが、二審の高裁支部では懲役7年の逆転有罪判決が下され、その後服役することになりました。
今回の再審請求は第2次にあたり、10月23日に高裁支部が再審開始を認める決定を下しましたが、検察側はこの決定に対して異議を申し立てていません。
再審公判に向けた協議の結果が、前川さんの運命にどのような影響を与えるのか、今後の動向が注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e53526e32f23e0b1ea2c684c0c6ae63447c9cf2b