ドンキ・安田氏とニトリ・似鳥氏が後継者問題について議論。運の重要性を強調し、経営者に必要な資質を語った。
20年来の親交を持つ二人は、経営者としての経験から「運」の重要性を強調した。
安田氏は、自らの著書『運 ドン・キホーテ創業者「最強の遺言」』で、運を「行動によって変動するパラメータ」と定義し、経営者には運に向き合う感受性が必要だと述べた。
彼は、個人としての運(個運)と集団としての運(集団運)の両方を重視し、経営者は従業員や顧客、取引先を幸運にすることが業績向上に繋がると語った。
一方、似鳥氏も「ニトリの成功は運が7割、実力が3割」とし、経営における運の重要性を説いた。
彼は、運は偶然の産物ではなく、過去の人間関係や失敗から生まれるものであると強調し、積極的にリスクを取る勇気が運を引き寄せると述べた。
両者は、いずれも無一文からのスタートで、運を引き寄せることでPPIHは今年2兆円超の売上を記録し、ニトリは36期連続の増収増益を達成した。
現在、安田氏は75歳、似鳥氏は80歳を迎え、次世代への経営のバトンタッチを考え始める時期に差し掛かっている。
後継者問題について、彼らはどのように考えているのか、今後の展開が注目される。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/e07ebf51165b6386a301d569a4d54024be4d2f38
ドンキとニトリの後継者問題に関するコメントでは、運の重要性や人間性が経営において鍵を握るとの意見が多く寄せられました。
多くのコメントが、成功するためには運だけでなく、従業員や取引先の幸せを考える人間性が必要であると指摘していました。
特に、従業員の喜ぶ顔を見たいという気持ちや、好奇心を持ち続けることが運を引き寄せる要素であるとの見解がありました。
また、経営者が有能な人を選ぶことや、プロ経営者の育成が重要であるとの意見もありました。
創業一族が経営を継ぐことが多い中で、優れた後継者を見つける難しさについても触れられ、特に健康寿命の延びにより、創業者が口を出したくなることが後継者選びを難しくする要因とされていました。
さらに、成功者の子供に生まれること自体も運であるとの意見もあり、経営における運の存在が再確認されました。
最後に、後継者問題が企業の未来に与える影響についての関心も高まり、企業の理念や経営方針が次世代にどう引き継がれるかが重要であるとの意見が集まりました。
ネットコメントを一部抜粋
会社創業しある程度満足できる会社になるかどうかは本当に運だと思います。
経営者は有能な人を充てるってことですもんね。
プロ経営者とかがいるのがメリケンでは一般的です。
創業と守成といずれが難き、というのは古来からのテーマです。
できる人に会社を継続してもらって、子孫には株を残せれば満足です。