楽天コミュニケーションズが法人向けにeSIMを提供開始。訪日外国人向けやバックアップ回線需要に応え、月額280円からの料金で多様な販売手法に対応。
要約すると楽天コミュニケーションズは、法人向け「モバイルデータ通信サービス」において、従来の「SIMカード」に加え、埋め込みタイプの「eSIM」の提供を2023年11月6日から開始することを発表しました。
この新サービスは、楽天モバイルの通信網を利用し、特に訪日外国人向けの「プリペイドSIM」や通信障害時のバックアップ回線の需要に応える形で展開されます。
料金は月額280円(税別)からとなっており、訪日外国人向けには多言語対応の開通ページやメール配信が行われます。
eSIMは、スマートフォンやWi-Fiルーターなどの端末に対して、遠隔で通信サービスのプロファイル情報をインストールできる技術です。
これにより、対面販売用のQRコード表示やEC販売向けのメール配信、MVNOシステムへのデータ取込用のプロファイルリンクリスト提供など、複数の手段が用意されています。
また、API連携機能を活用することで、MVNOが提供するシステムとのシームレスなオーダー連携が実現可能です。
楽天コミュニケーションズのこのモバイルデータ通信サービスは、MVNOを提供または検討する企業に対して、コストを抑えつつ迅速に事業を始めるための支援を行うMVNE(仮想移動体通信サービス提供者)としての役割も果たしています。
eSIMの導入と多様なプロファイル受け渡し手段の提供により、MVNOの販売手法に柔軟に対応し、事業の発展を促進することを目指しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/17f5394c3fef1f280672bdaac792dd256d8f0dcd