中国製エアフライヤーのアプリがユーザーの会話を盗聴し、TikTokにシェアしていたとの調査結果が発表されました。シャオミはこれを否定し、データ収集の透明性が求められています。
要約すると中国の家電メーカー「シャオミ」と「Aigostar」の製品であるエアフライヤーに関連するアプリが、ユーザーの会話を盗み聞きし、その内容をSNS「TikTok」でシェアしていたという驚くべき調査結果が発表されました。
この調査は英国の消費者保護団体「Which?」によって行われ、同団体は中国製エアフライヤーを制御するアプリが、ユーザーから対話内容を聞く権限を要求していることを明らかにしました。
さらに、位置情報の追跡や電話中の内容を録音する権限も求められていたと報告されています。
このアプリは、ユーザー登録時に収集されたデータがマーケティング目的で第三者に渡される可能性があると説明していますが、その具体的な利用目的については不明です。
英国のデータ保護機関(ICO)は、来春に新たな消費者データ使用に関する規定を発表する予定で、企業はデータ収集の目的を透明に示す必要があるとされています。
「Which?」の団体は、現在のスマート製品メーカーが無差別に消費者データを収集している現状を指摘し、新たな規定が海外企業にも適用されることを予告しています。
シャオミはこの調査結果に対し「不正確」と反論し、アプリがユーザーのオーディオを録音する権限はエアフライヤーの使用時には適用されないと説明しました。
アイゴスターはコメントを出していませんが、両社の製品は現在、アマゾンで販売されており、特にアイゴスターの製品は品切れ状態となっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/6cc340e7718d73ea39cee17ff3d91e460750eb07