無料画像編集ソフト「GIMP」が20年ぶりに大幅アップデート、3.0のRC版をリリース！新機能やUI改善が盛りだくさん。
このアップデートは2004年の「GIMP 2.0」以来、20年ぶりの大規模なもので、ユーザーインターフェースや色管理機能、非破壊編集など、多くの機能が改善されています。
RC版というのはリリース候補版を意味し、正式リリース前にユーザーからのフィードバックを受けてバグ修正を行うことを目的としています。
特に、色管理機能「Color Space Invasion」の改善が行われ、色の正確性が向上しています。
また、GIMP 2.10以前のバージョンで作成したファイルの正確なレンダリングを可能にするため、レイヤー機能も見直されています。
さらに、GUIツールキットとして「GTK 3」を採用し、画像処理エンジン「GEGL」や「babl」のアップデートも行われました。
新たに64bitおよびピクセルのビットマップ画像のサポートや、非破壊フィルターの強化、PhotoshopやSketchbook形式のTIFFファイルの読み込みにも対応しています。
UIアイコンやロゴも刷新され、より現代的なデザインに仕上がっています。
RC版でのバグ修正が完了次第、正式なGIMP 3.0のリリースが行われる予定ですが、具体的な日程はまだ公表されていません。
開発チームは、ソフトが十分に安定した状態でリリースすることを目指しています。
GIMPはオープンソースで開発されており、1996年のリリース以来、無料で多機能な画像編集ツールとして多くのユーザーに支持されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/afc422c494638738d11752842944a4b0126a35f1