AIロボットが描いたアラン・チューリングの肖像画が、オークションで約2億円で落札され、アート市場に新たな動きを示しました。
この作品は「A.I. God（AIの神）」と名付けられ、落札価格は当初の予想を大きく上回る結果となりました。
チューリング氏は第2次世界大戦中の暗号解読者であり、コンピューター科学の先駆者として「AIの父」とも称されています。
オークションを主催したサザビーズによると、この落札は「人型ロボットによる作品の基準を確立するもの」として、アート市場における新たな動きを示しています。
落札された作品は、チューリング氏が学んだ英ケンブリッジ大学のキングス・コレッジをテーマにした大型の肖像画です。
サザビーズは、今回のオークションが現代美術の歴史において重要な瞬間であると強調しました。
エイダ・ロボットは、高度なAI技術を用いて作品を制作しており、その価値は新興技術に関する対話を促す点にあると述べています。
さらに、AIの進歩がもたらす倫理的・社会的影響について考察することを目的とした作品であるとも語っています。
エイダ・ロボット・スタジオのディレクターは、このオークションが視覚芸術における重要な瞬間であり、AIの台頭が芸術界と社会に与える影響を示していると指摘しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a1a9497d3624b4f134f8bee7165463c89364dd29
AIロボットが描いたチューリングの肖像画が約2億円で落札されたニュースに対して、多くのコメントが寄せられました。
コメントの中には、AIアートの価値について疑問を持つものが多く見られました。
特に、過去の著名なアーティストの作品と比較して、AIが描いた作品の評価が今後どのように変わるのかを考える意見がありました。
例えば、ピカソの作品のように一度高額で取引された作品が、今後も同様に評価されるのか、またはこの一枚だけが特別なのかという疑問が提起されました。
また、AIが進化することで、普通の絵しか描けなくなるのではないかという懸念も示されました。
さらに、落札額に対して「何が特別なのかわからない」といった意見もあり、作品の価値を理解できない人も多かったようです。
AIアートに対して冷めた反応を示すコメントもあり、「どんなに美しい絵でも、AIが描いたと知ると興ざめする」という声もありました。
全体的に、AIアートに対する価値観や受け入れ方は人それぞれであり、資本主義の観点からも様々な意見が交わされていました。
最終的には、芸術の未来についても懐疑的な見解が多く、AIアートが本当に芸術として認められるのかどうかが問われている状況でした。
ネットコメントを一部抜粋
エイダロボットが描いた絵は今後も同じ様な評価を受けるのだろうか？
この先AIが進化したら普通の絵しかできなくなるのかな？
多分これが21世紀中期の代表的芸術作品になる。
何で2億の価値があるのかわからん。
どんな綺麗な絵でも、AIが描いたって知ると冷めちゃう。