中村獅童が母の企画書から実現した『あらしのよるに』の歌舞伎化について、家族の絆やメッセージ性を語った。息子たちの初出演も注目されている。
要約すると歌舞伎俳優の中村獅童が、母・小川陽子さんの企画書から実現した『あらしのよるに』の歌舞伎化について語った。
取材会には獅童と尾上菊之助が出席し、作品の背景や家族の絆について触れた。
『あらしのよるに』は、狼のガブと山羊のメイが友情を育む物語で、原作は300万部を超えるベストセラー絵本。
獅童は2002年にこの作品の読み聞かせを行い、05年には映画でも声優を務めた。
歌舞伎化は15年に始まり、これまでに4度上演され、今回で5度目の再演が決定した。
獅童は「がぶ」を演じ、菊之助は「めい」を演じる。
特に注目されるのは、獅童の息子2人が初めて出演する点で、長男が「幼い頃のめい」、次男が「幼い頃のがぶ」を演じる。
獅童は、母が手書きで作成した企画書を通じて、母の思いを受け継いでいることを強調し、作品が自分の子どもたちにとっても大切なメッセージを持つことを願っている。
さらに、今回の公演では、獅童が父親役も演じ、子どもに「お前はお前らしく生きればいい」という大切なメッセージを伝える場面がある。
獅童は、母の影響を受けながら、息子たちに勇気を与える作品にしたいという思いを語った。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/71fbd9658f0ec40d0452820046adf4678cd5019f