CTCが大阪で新たにハウジング・コロケーションサービスを開始。デジタルエッジとの協業で、GPUサーバーを収容可能な環境を提供し、ハイブリッドクラウドの構築を支援。
このサービスは、大阪市内に位置するデータセンター「OSA1」を利用し、特にGPUを搭載した高消費電力の機器を設置するための環境を提供します。
OSA1は、アクセスの利便性が高く、最大2900ラックの設置が可能な柔軟性を持ち、省電力の冷却設備を導入しているため、GPUサーバーの収容にも適しています。
さらに、PUE(Power Usage Effectiveness)が年間1.32以下に設計されており、エネルギー効率と環境への配慮がなされています。
CTCは2021年からデジタルエッジとデータセンタービジネスでの協業を進めており、ITインフラに対するニーズの多様化に応じてサービスの拡充を図っています。
新たなハウジング・コロケーションサービスは、CTCが東京、横浜、神戸で提供しているデータセンターサービスやクラウドサービスとの相互接続が可能で、超高速・大容量・低遅延の通信環境を提供します。
専用線の開設は最短2週間で実現でき、ハイブリッドクラウド環境や生成AI、データ分析基盤の構築・運用をワンストップで支援します。
今後、OSA1ではAI市場に向けた水冷対応も予定されており、CTCはさらなる顧客需要に応じたソリューションを提案していく考えです。
また、デジタルエッジは韓国やインドネシアを含むアジア圏でのデータセンター新設を進めており、2025年6月には東京日本橋に新たなデータセンター(TYO7)の開設を予定しています。
CTCはTYO7においても、デジタルエッジとの協業を深化させる方針です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c70c00028c96e9cbcc3caa50613ec8b28e661f51