大塚HDの井上新社長が「ウェルビーイング」に寄り添う企業を目指し、医療と消費者向け事業を連携させる方針を発表しました。
要約すると大塚ホールディングスは、2025年1月1日付で井上眞COOが新社長兼CEOに就任することを発表した。
井上新社長は、企業理念に基づき、ヘルスケア製品やサービスを提供するだけでなく、生活者一人ひとりの「ウェルビーイング」に寄り添うことを目指すと述べた。
現代では医療の焦点が治療から未病・予防へと移行し、健康ニーズも社会的満足を求める方向に進化している。
このため、大塚グループは医療関連事業やニュートラシューティカルズ(NC)関連事業、化学品、デジタルソリューションなど多様な分野を通じて、地域社会やステークホルダーと協力し、社会課題の解決に取り組んでいる。
井上新社長は、医療関連事業とNC関連事業の両方での経験を通じて、トータルヘルスケアを提供する能力を強く感じていると語った。
また、樋口達夫前社長は、持続的成長を達成し、過去最高の業績を達成したが、今後は社会課題を起点にしたイノベーションが必要であると強調した。
新たな中期経営計画では、新規事業の拡大と次世代の成長を目指し、社会的インパクトを創出することをテーマに掲げている。
井上新社長は、健康維持や栄養、運動、病気予防・治療という観点から、ウェルビーイングの概念を広げていくことを考えている。
樋口社長は、井上新社長のリーダーシップと経験に期待を寄せており、グループの連携を強化し、イノベーションを創出することを確信している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c8db904a3bee4f6c37c69c7f18bfe668d43827a3