上期決算で明暗分かれたKDDI・ソフトバンク・ドコモの戦略

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2023年上期の決算で、KDDIとソフトバンクは好調を維持する一方、ドコモは収益が減少。メインブランドへの移行が鍵となる。

要約すると2023年上期の決算発表において、KDDI、ソフトバンク、ドコモの大手3社の業績は明暗が分かれた。

特にソフトバンクは、コンシューマー事業におけるモバイル分野で122億円の増収を記録し、KDDIも順調にスマホ契約数が増加している。

一方、ドコモは通信サービス収入が減少し、営業利益も落ち込んでいる。

背景には、3社ともに2021年からの官製値下げの影響を受けているものの、KDDIとソフトバンクはその状況を脱し、ARPU(1ユーザーあたりの平均収入)が上昇していることがある。

特にKDDIは、メインブランドのauへの移行が進み、UQ mobileからのブランド変更がARPUを押し上げる要因となっている。

KDDIの通信料収入は7427億円で前年同期比46億円の増収を達成し、特にUQ mobileが成長をけん引している。

ソフトバンクも同様に、メインブランドへの移行が進み、収支がプラスに転じたと報告されている。

ドコモは、ユーザー獲得に重きを置いた結果、販促費用がかさみ営業利益が減少している。

これに対し、KDDIとソフトバンクは、金融・決済連動の料金プランを強化し、メインブランドへの移行を促進する戦略をとっている。

今後、これらの企業がどのようにメインブランドへの移行を進めていくかが、通信事業の競争において重要なポイントとなるだろう。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d7dcce0f4661a7c7b8cfc4d04991a976a92932a0

ネットのコメント

コメントの内容は、KDDI、ソフトバンク、ドコモの上期決算に関連する戦略の違いや、ユーザーが実際に体験したサービスの変化についての意見が多く寄せられていました。

特にドコモに対する不満が目立ち、通信品質やサービスの低下が強調されていました。

長年ドコモを利用していたユーザーからは、電波の悪化や料金改定の頻繁さ、店舗のサービス質の低下についての不満が多く見受けられました。

ユーザーは、他社のサービスに移行した理由として、料金の柔軟性や通信品質の向上を挙げており、特にソフトバンクやauに対する好意的な意見もありました。

ドコモの顧客離れが進んでいることを示唆するコメントもあり、既存ユーザーを軽視した施策が影響しているとの意見がありました。

また、通信インフラの物価上昇が国民や企業に与える影響についても懸念が示されていました。

全体として、ドコモの戦略に対する批判が多く、他社の方が魅力的な選択肢として浮上していたことが伺えました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 長年docomoを使っていても体感的に色々なところで後退、悪化、劣勢が見受けられます。

  • ドコモの柔軟性の無さがユーザー離れを引き起こした結果である。

  • 都心部や電車だと本当にdocomo繋がらない。

  • 通信インフラの物価を上げるのはむしろ国民や国内企業の活力を奪う行為だと思います。

  • ドコモがここまで落日になった理由はサービス改悪にあると思う。

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