中国の習近平主席がインドネシアのプラボウォ大統領と会談し、新興国との連携強化を図る。米中対立の懸念がある中、ASEANのリーダーとしての役割を重視。
この会談は、プラボウォ氏が大統領に就任して以来初の外遊であり、対中関係を重視する姿勢を示す重要な機会となりました。
プラボウォ氏は8日から10日までの期間、訪中しており、新華社の報道によれば、習主席は新興国や途上国との結束を図る「グローバルサウス」を強調しています。
特に、来年1月に発足予定のトランプ米政権により、米中間の対立が激化する懸念があるため、新興国との連携が一層重要視されています。
習主席とプラボウォ氏は、今月ペルーで開催されるAPEC首脳会議やブラジルでのG20首脳会議に出席する予定であり、これらの国際会議を通じて、インドネシアとの連携を強化する意向を示しています。
習主席は、ASEANのリーダーであるインドネシアとの関係を深めることで、地域の安定と発展に寄与したいと考えているようです。
今回の会談は、国際的な地政学的な動きの中で、新興国の連携がどのように変化していくのかを示す重要な一歩となるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9f106305f2501dd90c7011536d9beddb27f9ae07
中国主席がインドネシア大統領と会談したニュースに対するコメントは、主に中国の影響力が新興国で増大していることを指摘する内容が多かったです。
特に、東南アジア諸国は中国寄りの姿勢を強めており、インドネシアは中国の高速鉄道を採用し、BRICS加盟申請も行ったことが挙げられていました。
また、タイやマレーシアも同様にBRICS加盟を目指しているため、東南アジア全体が中国に接近しているとの意見がありました。
これに対して、日本の影響力が低下していることを懸念する声もあり、特にフィリピンが唯一の西側寄りの国として残っていることが指摘されました。
さらに、インドネシアの新大統領が中国寄りの外交政策を進めていることや、米国との対抗が求められる中で、各国が中立を保つことが難しくなっているという意見もありました。
日本はアセアン諸国に対して影響を持とうとするものの、実際にはその存在感が薄れているとの見方もあり、今後の外交関係に対する懸念が表明されていました。
ネットコメントを一部抜粋
残念だけど、第三世界では西側先進国より中国の方が圧倒的に存在感大きいですね。
インドネシアは中国の高速鉄道採用したり、先日はBRICS加盟申請もしていましたね。
インドネシアは長年、「非同盟」の外交政策を貫き「全ての国を友達」にしてきた。
日本はアセアンを見てるけどアセアンで日本を見てるのはわずかだな。
インドネシアもマレーシアも中国へ行った![にっぽんす〜ごい]と誇る日本には誰も来ない?