米BlackLineは経理業務のSaaSを提供し、AIを活用して業務の生産性向上を目指しています。主要500社の半数が導入し、自動化により時間を節約し、戦略的業務に集中できる環境を提供しています。
要約すると米BlackLine(ブラックライン)は、経理・決算業務を支援するSaaSを提供しており、2018年には日本法人を設立し、2019年から日本市場でもサービスを展開しています。
創業者で共同最高経営責任者のテリース・タッカー氏は、8月29日に東京で開催されたイベント「CFO組織が拓く未来」に参加し、AIの活用により経理業務の生産性を向上させる計画を語りました。
タッカー氏は、同社の製品が米国の主要500社の半数以上に導入されていることを強調し、業種を問わず多くの企業が自動化を進めていると述べました。
AIを活用することで、請求書の金額や支払い期日などの文書を自動生成し、作業時間を短縮することが可能です。
タッカー氏は、1分の作業時間を節減することが、月に1000回行うと大きな時間の節約につながり、その時間をより戦略的な業務に充てることができると説明しました。
特に米国では、財務会計の規制が厳格化され、企業に対して財務情報の正確性が求められる中、ブラックラインの自動化機能が経理業務の負担を軽減する手段として支持を受けています。
タッカー氏は、経理業務の80%を自動化することで、経営財務担当者の負担を大幅に減少させることができると述べ、データの多い大企業ほどその効果が顕著であると強調しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/27b6ca5e9e43211a3571195ad304c1bd6a0d8ed8