習近平氏とインドネシア大統領が会談し、一国主義や保護主義に反対する意向を表明。両国の関係強化や国際協力の重要性が強調された。
この会談は、プラボウォ氏が大統領に就任して以来初めての外遊であり、両国の関係を強化する重要な機会となりました。
習氏は会談の中で、「インドネシアとさらに緊密な多国間の戦略協調を発展させ、一国主義や保護主義に反対することを望む」と述べ、国際的な協力の重要性を強調しました。
これは、トランプ米次期大統領の就任を控えた時期において、中国が保護主義の動きを牽制し、新興国との連携を強化しようとする狙いがあると考えられます。
また、習氏は「平等で秩序正しい世界の多極化を推し進める」ことも呼び掛けました。
プラボウォ氏は、この訪中を通じて対中関係を重視する姿勢を示し、習氏は彼の姿勢を高く評価しました。
会談では、中国の「一帯一路」構想や、貧困撲滅、医療、食料栽培、漁業などの分野での協力強化についても話し合われました。
プラボウォ氏は「中国は偉大な国家だ」と称賛し、複雑な国際情勢の中での中国との全方位的な戦略協力の強化を希望すると表明しました。
さらに、台湾問題に関しては「中国政府の立場を完全に支持する」と述べ、中東のパレスチナ問題についても「中国が正義を擁護していることに感謝する」と強調しました。
このように、両国の会談は、国際情勢における協力の重要性を再確認する場となりました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7e835008dfacb854c6b41ddf240fd1560a8004ec
習近平氏とインドネシア大統領の会談に関するコメントでは、中国とインドネシアの接近が顕著であり、両国が協力して地域やグローバルな影響力を高めることが期待されているという意見が多く見られました。
特に、インドネシア大統領が「人類運命共同体」の構築や質の高い「一帯一路」の共同建設に言及したことに対し、支持する声が上がりました。
また、台湾問題についても中国政府の立場を支持する意見がありました。
一方で、一国主義や保護主義に反対する姿勢が示されたことについては、逆に独裁的な発想だとの批判もありました。
このように、コメントでは中国とインドネシアの関係に対する期待と懸念が交錯しており、特にインドネシアの独立自主の外交政策や、他国との関係に対する微妙なバランスが強調されていました。
さらに、インドネシアが中国依存を続ける中で、日本との関係についても意見が分かれ、競争意識を持つ必要はないとの意見もありました。
全体として、会談に関するコメントは、中国とインドネシアの関係強化が進む中で、国際的な影響力や外交政策についての多様な見解が示されていたことが印象的でした。
ネットコメントを一部抜粋
「中国は偉大な国家だ」
「台湾問題について中国政府の立場を完全に支持する」
「インドネシアは日本との天秤を図る時があるので無視する事です」
「一国主義や保護主義に反対を」
「独裁国家は信用してはいけない」