広東、香港、マカオの警察が合同でクロスボーダー売春グループを摘発し、19人を逮捕。30人以上の女性も調査対象に。グループはウェブサイトを通じて不法な利益を得ていた。
この捜査により、19人の組織メンバーが逮捕され、さらに30人以上の売春に従事していた女性が調査対象となりました。
今回の摘発は、今年の5月からの防犯パトロールで発見された売春従事者の調査をきっかけに始まりました。
調査の結果、彼女たちは特定のウェブサイトを通じて客引きを行っており、同サイトは広東省、香港、マカオのクロスボーダー管理売春グループによって運営されていることが判明しました。
捜査の過程で、このサイトは会員登録制を採用しており、中国本土からマカオに来る女性が、上級会員に300人民元を支払うことで客引きのための投稿を行う仕組みであることが明らかになりました。
11月7日の摘発作戦では、マカオで70人の捜査員が出動し、マカオ人の男女7人が逮捕されました。
逮捕された者の中には、客引きのための投稿を行った上級会員や、売春が行われる場所への用具を運ぶ役割を担っていた者も含まれています。
また、マカオのホテルでは、売春に従事していた18人の女性や多額の現金、スマートフォン、自動車、バイクなどが押収されました。
広東省でも、グループの幹部メンバー9人や売春従事者17人、客7人が逮捕され、香港でもサイトの運営に関与していた幹部が逮捕されました。
摘発によって、このグループは2022年からの活動を経て、約830万パタカ(約1億5820万円)の不法な利益を上げていたとされ、今回の捜査によりその活動は完全に瓦解したと見られています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/9616d580f657e2ec8a6992327ccc78a1f615c17a