マカオ税関が祐漢エリアで密輸品供給拠点を摘発し、冷凍牛タン650kgを押収。運び屋行為の抑制を強化する方針を示す。
要約すると2024年11月8日、マカオ税関は、マカオと中国本土・珠海市との間で行われている違法な運搬活動を抑制するため、合同作戦の一環として、マカオ半島北部の祐漢エリアにある工業ビル内に開設された密輸品供給拠点を摘発した。
摘発は11月7日に行われ、現場では冷凍牛タン約650kgが発見され、その市場価値は約2万パタカ(日本円換算で約38万円)に上る。
摘発されたテナントには26歳のマカオ人男性が責任者としていた。
この男は、運び屋を組織し、マカオから中国本土への密輸出を試みていたとして、税関によって対外貿易法違反で起訴された。
また、発見された冷凍牛タンは食品安全法に違反する可能性があるため、税関は市政署に通報し、営業許可証なしで運営していたことも明らかになった。
現場は中国本土との主要な陸路の玄関口である關閘イミグレーションに近く、以前から運び屋ビジネスが行われている場所として知られている。
税関は今後も高頻度でパトロールを行い、市民に対して運び屋行為に従事しないよう呼びかけていく方針を示している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/732f33112b41276289831ccb58864f9a86a30bce