フィギュアスケートの壷井達也選手がNHK杯で3位入賞。卒論でジャンプ解析に取り組み、2026年五輪を目指す。
要約するとフィギュアスケートのグランプリシリーズ第4戦NHK杯で3位に入賞した壷井達也選手(シスメックス)は、競技だけでなく学業にも力を入れている。
彼は神戸大学国際人間科学部に在学中で、卒業論文ではジャンプの解析を行っている。
9日のフリーでは、ほぼノーミスの演技を披露し、166.50点を獲得。
合計251.52点でGPシリーズ初の表彰台を達成した。
取材に応じた壷井は、友人や親戚からの祝福のメッセージに感謝の意を表しつつ、演技の構成を少し落としたにもかかわらず、自分ができることをしっかりと遂行できたことが最大の収穫だと語った。
卒論の内容については、表面筋電図を使用してジャンプ時の筋肉の活動を解析する手法を採用しており、エッジ系とトー系の違いについて仮説を立てて研究を進めている。
特に、昨年の全日本選手権の結果を踏まえ、エッジ系の4回転成功数がトー系に比べて少ない理由を探究している。
エキシビションでは華麗な演技を見せ、観衆を魅了した壷井選手は、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪を見据え、文武両道での進化を目指している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b108f4e7680d777510abce9bce3081c57b42e37b