米国全域でトランプ次期大統領の政策に反対するデモが続いており、特に移民や堕胎権に関する抗議が目立っている。来年1月の就任式前まで、様々なデモが予定されている。
9日にはニューヨークのトランプタワー前で、労働者や移民者の権利を支持する市民団体が行進し、デモ隊は「ヘイトは米国を偉大にすることはできない」といったスローガンを叫んだ。
また、ワシントンDCでは「ウィメンズマーチ」が開催され、数百人が集まり「プロジェクト2025」に反対する声を上げた。
このプロジェクトはトランプ政権の政策提言集であり、中絶薬物へのアクセス制限が含まれているため、デモ隊は堕胎権の制限に抗議するプラカードを掲げた。
ワシントン・ポストは、デモ参加者が選挙の合法性を問うためではなく、女性の生殖権の制限に反対する意志を示していると報じている。
ペンシルバニア州ピッツバーグでも、カマラ・ハリス副大統領のスローガンを引用し、「私の体は私の選択」と叫ぶデモが行われた。
シアトルではパレスチナ支持のデモも行われ、ポートランドやシカゴでもトランプ反対の声が上がっている。
このようなデモは来年1月の就任前まで続く見通しで、ワシントン市民団体連合は1月18日に大規模デモを予告しており、参加者は約5万人を見込んでいる。
選挙や民主主義、堕胎権、ガザ紛争に関連するデモの許可申請が10件以上提出されている。
これにより、トランプ政権に対する反対の声がますます高まっている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/378407807ceba165c631b07b53da5b7d7e51ba22
トランプ反対デモに関するネットのコメントは、移民問題や堕胎規制に対するデモの意義や背景について多様な意見が交わされました。
多くのコメントは、デモが選挙結果に対する不満から生じていると指摘し、特に移民者の扱いや堕胎問題が焦点となっていることを強調しました。
また、トランプ氏が支持を受けていることを挙げ、デモが必ずしもアメリカ全体の意見を反映していないとの見解もありました。
さらに、デモを通じて分断が進む懸念や、民主主義の原則を再確認する必要性を訴える声も目立ちました。
デモの意義については賛否が分かれ、トランプ支持者の存在を無視できないという意見が多く見られました。
全体として、トランプ反対デモは単なる抗議行動に留まらず、アメリカ社会の複雑な状況を映し出す重要な現象であると評価されていました。
ネットコメントを一部抜粋
今増えているのはメキシコ移民ではなくコロンビアやベネズエラ。
トランプ氏が大統領になると困る人がいるんだろう。
移民者全てが犯罪を起こしている訳では無いし、米人による犯罪も当然ある。
今になってデモ抗議するくらいなら、もっと有力な候補を立てればよかったんです。
圧勝して信任された大統領を否定する一部団体。