韓国で医師不足に対応するため、与野党と医療界の協議体が発足し、研修医の職場復帰などを議論することになりました。
要約すると韓国では、医師不足問題に対処するため、政府が大学医学部の定員を増やす方針を打ち出したことが、医療界との対立を引き起こしています。
この問題を解決するため、与党、野党、政府、医療界の代表が集まる協議体が発足し、11日に国会で初会合を開きました。
この協議体は、12月末までに成果を出すことを目指し、週2回の会議を開催する予定です。
主な議題には、辞表を提出した研修医の職場復帰が含まれており、医療界の要求に対する対応が求められています。
韓国では、医学部の定員増に反発する研修医が職場を離脱しており、これが混乱を引き起こしている状況が続いています。
協議体の与党代表である金成願議員は、会合後に「12月末までに意味のある結果を導き出し、国民にクリスマスプレゼントを贈りたい」と述べ、対話の重要性を強調しました。
協議体は、毎週日曜日に全体会議を開き、平日には小委員会での議論を進める方針です。
政府からは韓悳洙首相や大統領室の政策室長が出席し、医療界からは大韓医学会の会長や医学専門大学院協会の理事長が参加していますが、研修医団体や最大野党「共に民主党」は出席していないため、今後の議論の進展が注目されます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c7eb7a40ec95bf9607459536c2290abd4dd23245