ノジマがVAIOを約112億円で子会社化することを発表。2025年1月6日付で正式に子会社となる予定で、両社のシナジーを活かした成長を目指す。
要約するとノジマがVAIOを子会社化することが発表されました。
これは2023年11月11日に行われた取締役会で決定され、ノジマはVAIOの発行済み株式の93%を取得する予定です。
この手続きが順調に進めば、2025年1月6日付で正式にVAIOはノジマの子会社となります。
VAIOは2014年にソニーから分社化され、日本産業パートナーズ(JIP)傘下のVJホールディングス3がその株式の大部分を保有していました。
ノジマは特別目的会社(SPC)を通じて、VJホールディングス3の全株式と、JIP傘下の有限責任組合からVAIO株式の一部を取得し、約93%の株式を保有する筆頭株主となります。
ノジマはこの買収に約111億円を投じ、関連経費として約1億円を見込んでいます。
ノジマは、VAIOのブランド力と高い品質を維持しつつ、両社の顧客基盤を活用して新たな事業機会を創出することを目指しています。
また、VAIOの持続的な成長を促進し、純国産PCメーカーとしての魅力を国内外に届けることで、デジタル関連商品やサービスを通じた豊かな生活の実現にも貢献する意向を示しています。
ノジマは過去にもM&Aを積極的に行っており、2017年には富士通からインターネットサービスプロバイダーのニフティを買収しています。
今回の買収は、ノジマのさらなる成長戦略の一環として位置づけられています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/94552971009ba51e5d0c17c2d3036d06a9a5ef64