ミア・ワシコウスカ主演の映画『クラブゼロ』が公開され、本編映像が話題に。栄養学の教師が生徒たちを洗脳する様子を描く。
この映画では、名門校に赴任した栄養学の教師ノヴァク(ワシコウスカ)が、生徒たちに「意識的な食事(conscious eating)」という食事法を教える姿が描かれています。
この食事法は、少食が健康的であり、社会の束縛から自分を解放する手段とされています。
ノヴァクの教えに影響を受けた無垢な生徒たちは、次第にその教えにのめり込み、事態はエスカレートしていきます。
両親たちが異変に気づく頃には、すでに手遅れで、生徒たちはノヴァクと共に「クラブゼロ」と呼ばれる謎のクラブに参加することになります。
新たに公開された本編映像では、ノヴァクと校長(シセ・バベット・クヌッセン)の初対面のシーンが収められています。
ノヴァクは独身で週末も働ける意欲的な姿勢を示し、校長はそれに対して歓迎の意を示します。
校長は「私も“意識的な食事”を実践してみようかしら」と軽い口調で呟き、ノヴァクが手渡した「断食茶」のパッケージには彼女の笑顔があしらわれています。
このシーンは不気味な雰囲気を漂わせながら、後に起こる悲劇を暗示しています。
ハウスナー監督は、ノヴァクの動機や背景についてワシコウスカと徹底的に話し合ったほか、カルト教団の元信者にも取材を行い、指導者像を明確にすることができたと述べています。
ワシコウスカも、ノヴァクの誠実さと信念の強さが恐怖を増す要因であると語っています。
映画『クラブゼロ』は12月6日(金)に公開予定です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/389578ebcfda004d8499414c9c66db8f5ba1267c