市川染五郎が「松竹創業百三十周年 新春浅草歌舞伎」に初出演し、祖父・松本白鸚との共演を期待。父からの教えも受けながら新たな挑戦に臨む。
要約すると市川染五郎が「松竹創業百三十周年 新春浅草歌舞伎」に初出演することが発表され、記者会見が11日に都内で行われた。
19歳の染五郎は、歌舞伎俳優・松本白鸚の孫であり、松本幸四郎の息子として、歌舞伎界の期待を背負っている。
出演する舞台について、染五郎は「ここ数年、毎年1月は歌舞伎座で祖父と父と三代そろっての舞台が続いていたが、祖父の年齢を考えると一緒に立ちたい気持ちが強かった」と語り、祖父との共演を悩みながらも新たな挑戦を決意した。
彼は「若手のお兄さん方の中に入ることがなかったので、貴重な機会だと思い、新しい場所に飛び込もうと決めた」と話した。
染五郎は「絵本太功記」で武智光秀役という大役を務める予定で、祖父から教えを受けることに期待を寄せている。
「父は俳優祭で一度しか演じたことがない役なので、父からは『先を越されちゃった』と言われたが、少し悔しそうだった」とも明かし、父も自らの経験を活かして教えてくれることに感謝の意を示した。
染五郎の初舞台は、歌舞伎界に新たな風を吹き込む期待が寄せられている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/7f374e0be6575fd55a53aafdcb6b2bd1be5852bd