楽天が東京都晴海で無人配送サービスを開始。赤いロボットが5300品目を届け、完全無人運行を実現。配送料は100円で、利用者から好評の声が寄せられている。
このサービスは、赤い小型ロボットが指定された場所まで商品を届けるもので、利用者はスマートフォンの専用サイトから簡単に注文できます。
配送対象は、スターバックスコーヒーやスーパーマーケット文化堂、吉野家と提携し、5300品以上の温かい料理や生鮮食品を取り扱っています。
配送先は62カ所に設定されており、マンションやオフィス、公園などが含まれています。
ユーザーは最短30分後から最長6日先までの配達時間を15分単位で指定でき、ロボットが到着すると自動音声電話やSMSで通知され、暗証番号を入力することで商品を受け取ります。
配送料は100円(税込)に設定されています。
テストサービスでは、利用者から「早く商品が欲しいときに便利」や「ロボットに愛着を感じた」といった好評の声が寄せられています。
このサービスの最大の特徴は、完全無人での配送が可能な点です。
楽天は2019年から実証実験を重ね、2022年11月から2023年12月にかけてつくば市での配送サービスを実施してきました。
今回のサービスは、これまでの実証実験と異なり、監視者なしで運行する完全無人配送です。
これは、2023年4月の道路交通法改正により新設された「遠隔操作型小型車」という車両区分を活用した結果であり、安全基準を満たせば公道での走行が可能となったことが背景にあります。
楽天グループの無人ソリューション事業部ヴァイスジェネラルマネージャー、牛嶋裕之氏は「多くの実証実験を重ねて安全性を確認してきました。
今回はその経験を活かし、本格的な商用サービスとして、より多くのお客様の日常生活をサポートしていきたい」と意気込みを語っています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/be7f3b9e85c1fd7fa3882883b17eb2a4b3327b68
楽天が晴海で無人配送サービスを開始したニュースに対して、ネット上では多くのコメントが寄せられました。
特に、無人配送に対する懸念や疑問が多く見受けられました。
一部のユーザーは、無人配送車両が事故に遭った場合の法的な扱いや過失割合について考察しており、特に横断歩道での扱いについての疑問を呈していました。
無人配送の導入に伴うリスクを心配する声もあり、いたずらや盗難の危険性を指摘するコメントもありました。
さらに、無人配送が実際にどのように機能するのか、特にマンションなどのセキュリティが厳しい場所での配送方法についての疑問も多く寄せられました。
全体として、無人配送サービスの利便性に期待する一方で、実際の運用に対する不安が強く感じられました。
ネットコメントを一部抜粋
コイツを車で轢いたら何になるんやろか。
いたずらされたり、このまま盗難されたり目に見えるようだな。
世の中善人だけならいいけど、そもそも無人商法は無理だと思うけどね…
マンションとかだとどうやって中に入っていくんだろう。
処理長引きそうで最初の事故者にはなりたくないな。