東京都交通局がAIカメラを使った乗降データの実証実験を2024年11月から開始。業務効率化を目指し、個人情報保護にも配慮した方法で乗客数をカウントします。
要約すると東京都交通局は、業務効率化を図るため、都営バス車内にAIカメラを設置し、乗降客数をカウントする実証実験を2024年11月13日から2025年1月31日まで実施することを発表しました。
これまでの調査では人間の調査員がバスに乗車し、利用者数を計測していましたが、今回の実証実験ではAIカメラがその役割を担います。
カメラはバスの乗降口に設置され、撮影した画像は個人を特定できない形に変換され、安全管理措置が施されたサーバーで乗降データの集計に使用されます。
画像データの取り扱いについては、オリジナルの画像はカメラ内で個人を特定できない形に変換された後、即座に削除されます。
また、変換後の画像データはオリジナルの状態に復元できないフォーマットで保存され、集計後は一定期間保管された後に削除されます。
さらに、取得した画像データは都営バスの利用状況把握以外の目的には使用されません。
AIカメラは小滝橋営業所に所属するバス2両に搭載される予定で、今回の取り組みはデジタル技術を活用した新たな運営方法の一環として位置づけられています。
この実証実験を通じて、より効率的な運行管理が期待されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a96942a6a121316c6c36a7c91e4e1572371f005f