49歳の恵良敏彦がJBCからA級ライセンスを取得し、世界チャンピオンを目指して日本のリングに復帰することが決定。家族の支えを受けながら、厳しい練習に励んでいます。
12日に大阪市内の所属ジムで行った会見では、来年1月には50歳を迎えるものの、「年齢の壁を感じたことはない」と語り、世界チャンピオンを目指す意志を示しました。
恵良は19歳でプロデビューし、3勝1敗の戦績を残しましたが、重度のヘルニアにより20歳で一度は引退を余儀なくされました。
しかし、ボクシングへの情熱は消えず、41歳でタイでライセンスを取得し、海外で試合を続けることになります。
彼はタイ国フライ級、スーパーフライ級、バンタム級、スーパーバンタム級の4階級を制覇し、ABF（アジアボクシング連盟）では5階級制覇を達成しました。
日本のリングでの復帰を果たすため、今年5月にはJBCに復帰を嘆願し、審査を経てA級ライセンスを手に入れました。
今後はフライ級とスーパーフライ級を主軸に戦っていく意向を示しています。
また、長年の治療とリハビリを経て、痛めていた腰も回復し、7月には手術を受けて「100％完治した」と強調しました。
現在は世界戦を見据え、12ラウンドを1セットにした厳しい練習に励んでいます。
恵良は家族の支えに感謝し、「自分の存在がみなさんの希望や勇気になれれば」と意気込みを語り、所属ジムの安達哲夫会長も早期の世界戦実現を目指す意向を示しています。
戦績は海外を含めて34戦31勝（25KO）2敗1分けで、恵良は157センチの右構えのオーソドックススタイルです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/363325d2467e150fb3ff948dab8be1baf867b8ed
恵良敏彦選手が49歳で日本に復帰し、世界王者を目指すというニュースに対して、ネット上ではさまざまな意見が寄せられました。
多くのコメントでは、恵良選手の情熱や努力を称賛する声がありました。
特に、長年の海外での試合経験を経て日本に戻ってきたことを嬉しく思うファンも多く、早く試合を観たいという期待感が表れていました。
一方で、タイ国内のタイトル獲得については、評価が分かれました。
特に、タイのランキング制度に疑問を持つ声があり、恵良選手の実力を疑問視するコメントも見受けられました。
具体的には、タイやフィリピンのボクサーの実力があまり信頼できないとの意見や、まずは日本のランカーとの試合を希望する声がありました。
また、選手の年齢に対する心配や、本人の人生を尊重する意見もあり、彼の挑戦を応援しつつも慎重な見方をするコメントが多かったです。
全体として、恵良選手に対する期待と不安が入り混じったコメントが目立ち、彼の今後の試合に対する関心が高まっていることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
ムエタイのラジャかルンのタイ国内タイトルを、４階級制覇したなら凄いと思うけど実力的にはちょっと眉唾だなぁ。
海外の試合をずっと観ていて、応援していました。
日本復帰されて凄く嬉しいです。
早く試合が観たいです。
ファイト！
こんな選手いるの全然知らなかった。
レベルがどうとかじゃなくここまで好きなことを頑張れるって尊敬する。
すごい執念だと思うけど、それ以上にBOXが好きなんだろうな。
悔いが残らないよう精一杯にプロボクシングの試合をしてほしいです。