ジャック・ドーシーのブロック社がWeb5プロジェクトを終了し、ビットコインマイニング事業に注力する方針を発表しました。これにより、ビットキーへの投資も強化されます。
要約すると米決済企業ブロック（Block）のCEOジャック・ドーシー氏は、2023年11月7日に分散型ウェブプラットフォーム「Web5」プロジェクトの終了を発表し、ビットコイン（BTC）マイニング事業への注力を強化する方針を明らかにしました。
ブロック社は、今後BTCマイニング事業とセルフカストディ型ビットコインウォレット「ビットキー（Bitkey）」への投資を増やすことを計画しています。
この決定に伴い、子会社のTBDが推進していたWeb5プロジェクトは中止されることとなりました。
Web5は2022年に構築計画が発表され、昨年5月に開発者向けにツールキットがローンチされましたが、今後の取り組みは行われない見込みです。
ビットキーは、ユーザーが自ら秘密鍵を管理する形式のウォレットで、モバイルアプリやハードウェアデバイス、リカバリーツールがセットで提供されます。
今年3月から出荷が開始されており、中央集権的な管理者に暗号資産を預けることなく、自分自身で資産を管理できることが特長です。
また、ブロック社は2021年に約300億円で取得した音楽ストリーミングサービス「タイダル（TIDAL）」への投資も縮小する方針を示しています。
これらの動きは、ブロック社がビットコインを中心とした事業にシフトし、より強固な暗号資産エコシステムを構築する意図を反映していると考えられます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/578dc8c4defffdb8c15fb01cd66b4104c4437f3f