韓国ソウルでの尹政権退陣集会で、警察官105人が負傷。デモ隊は規制線を越え、暴力行為が発生。警察は指導部に対する内偵を開始。
要約すると2023年11月9日、韓国ソウルで行われた全国民主労働組合総連盟（民主労総）主催の尹錫悦政権退陣集会において、デモ隊と警察の間で激しい衝突が発生しました。
この集会には約4万人が参加し、警察の規制線を越えて全車線を占拠する事態となり、結果として警察官105人が負傷しました。
その中には骨折や靭帯損傷といった重傷者も含まれています。
この規模の衝突は、2015年の朴槿恵政権時代以来、10年間で最も大きなものとなりました。
韓国警察は、暴力行為が民主労総の指導部によって組織的に指揮されていたと判断し、指導部7人に対する内偵を開始しました。
集会では、民主労総の組合員らが警察の規制線を持ち上げ、警察官に対して暴行を加える行為が見られ、警察は現行犯逮捕を行いました。
事前に警察が許可したのは5車線のみでしたが、民主労総はこれを無視し、全車線を占拠しました。
集会の指導者であるチョ・テウォン局長は、警察の規制線を押し出すように指示し、これが暴力行為の引き金となったとされています。
警察は、この集会が事前に計画された不法集会であるとし、厳しい対応を取る意向を示しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/391788b0777d1d1280eca0c9f01da452ad6193d8