暗号化メッセージアプリ「Signal」が新機能「通話リンク」を追加。これにより、グループチャット不要で簡単にビデオ通話が可能に。プライバシー重視の設計で、他のプラットフォームに対抗。
この新機能の中でも特に注目されるのが「通話リンク」機能で、これによりユーザーはグループチャットを作成することなく、リンクを共有するだけで複数のSignalユーザーとビデオ通話を開始できるようになります。
この変更は、プライバシーを重視した設計で、ZoomやGoogle Meetといった他のビデオ通話プラットフォームに対抗するためのものです。
Signalの公式ブログによると、ユーザーはリンクをタップまたはクリックすることで、簡単に通話に参加できるようになります。
この新機能は、通話の使い勝手を大幅に向上させ、エンドツーエンドの暗号化によってプライベートなコミュニケーションを提供することを目指しています。
さらに、Signalは「挙手ボタン」や絵文字リアクション、通話専用タブなど、通話体験を改善するためのさまざまな機能も追加しました。
これにより、ユーザーはよりインタラクティブなコミュニケーションを楽しむことができるようになります。
Signalは2014年に登場し、これまでユーザーはグループチャットを作成しないと通話を開始できなかったため、この新機能は大きな進化と言えるでしょう。
また、Signalは「監視されることが多いビデオ会議サービスに代わる製品」として位置付けられ、プライバシーを重視したコミュニケーション環境を提供することを引き続き目指しています。
これらの新機能は、Android、iOS、デスクトップ向けのSignalの最新バージョンで利用可能です。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/115da3b2d3cfe369acedb26764c05ca9ebf1c0c0