ビットコインが一時9万ドルを超え、価格の乱高下によって9億ドルのレバレッジが清算されました。市場の変動により、機関投資家の動向が注目されています。
特に、米時間12日にはビットコインが約5%下落し8万5000ドル台前半まで下がりましたが、その後すぐに反発し、取引時間の終盤には9万100ドルの史上最高値を記録しました。
ただし、CoinDesk Bitcoin Index(XBX)ではその時点での価格は8万9971ドルであり、9万ドルは短期的には上昇の大きなハードルとなる可能性があります。
取引所バイナンスでは、9万ドルでの売り注文が多く見られ、オプション市場でもビットコインの上昇は9万ドルから10万ドルのレンジで失速する可能性が示唆されています。
実際、9万ドルを超えた数分後にはビットコインは8万8500ドルまで下落しましたが、24時間では0.9%の上昇を記録しました。
イーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)は2~3%下落する中、エックス・アール・ピー(XRP)、ステラ・ルーメン(XLM)、ヘデラ(HBAR)は15~18%の上昇を見せました。
市場の乱高下により、CoinGlassによると24時間で9億4000万ドルのレバレッジ・ポジションが清算され、これは8月5日の下落時以来の最大金額です。
過去のデータによると、トランプ氏が米大統領選に勝利して以来、暗号資産の価格は上昇を続けており、投資家は暗号資産に友好的な規制を期待して資金を投入しています。
インフレの沈静化や堅調な経済成長、世界的な金融緩和も追い風になっています。
暗号資産カストディ・サービスを提供するアンカレジ・デジタルのCEO、ネイサン・マコーリー氏は、個人投資家よりも機関投資家が政府のシグナルに影響されやすいと述べ、来年には暗号資産に好意的な政府が誕生するとの期待が機関投資家の触媒となっていることを強調しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/59ee35aa720923d18e9ea949c77d62e3a68ba11c
ビットコインが9万ドルを超えたニュースに対するコメントは、さまざまな意見が交わされました。
多くの人々は、来年の半減期を経てさらなる価格上昇を期待している一方で、為替や税制の影響についても懸念を示しました。
特に、円安が投資家にとって好ましいとされる中、円高への移行を受け入れる覚悟も語られました。
また、レバレッジ取引による精神的なストレスや、過去の経験から現物を持つことの重要性が強調され、バブル時には大きなボラティリティがあったことも指摘されました。
さらに、日本政府の仮想通貨に対する扱いに対して不満の声が上がり、仮想通貨の価値を理解できていないという意見もありました。
コメントの中には、長期的な利益を見込んで保有を続ける姿勢や、税金対策を考える声も見受けられました。
全体として、ビットコインや仮想通貨に対する期待と不安が入り混じった意見が多く寄せられました。
ネットコメントを一部抜粋
半減期から1年を経過する来年は史上最高値をさらに大きく更新すると見ている。
多くのデイトレインフルエンサー達が利確と下落って言い始めましたね。
不安定すぎ!いまいちわからん!
いまだに仮想通貨を雑所得として扱うセンスのない日本政府。
9万ドルで売るのもったいないやろ。
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まだまだこれから上がる要素があるのに。