海保無人機の新機能:災害時の通信復旧を支える臨時基地局ポッド

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海保の無人機MQ-9Bに、携帯電話の臨時基地局ポッドが搭載されることが発表され、災害時の通信復旧を迅速化する新たな手段として注目されています。

要約すると海上保安庁が運用する無人航空機MQ-9Bに、携帯電話の臨時基地局として機能するポッドが搭載されることが発表されました。

このポッドは、アメリカの防衛企業GA-ASIとソフトバンクの共同研究の成果で、携帯電話の電波中継に使用される器材を収納しています。

MQ-9Bは長時間の洋上監視を可能にし、既に日本では海上保安庁が3機を運用中です。

特に、過去の災害時にはそのセンサーを活用して救助活動に貢献してきました。

ソフトバンクは、災害時の通信復旧を迅速に行うため、無人航空機を利用した新たな通信手段の確立を目指しており、これにより地上の携帯電話基地局が損害を受けた際の通信手段としての有効性が期待されています。

さらに、ソフトバンクは高高度滞空型無人航空機(HALE)を用いた成層圏通信プラットフォーム(HAPS)の開発も進めており、気象の影響を受けにくい特性を活かして、災害時の通信復旧を迅速化することを目指しています。

しかし、この新しい通信手段を確立するためには、技術的な課題も多く残っているのが現状です。

MQ-9Bに携帯電話の臨時基地局ポッドを搭載するアイデアは、これらの課題を解決する一つの手段として浮上したものです。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/bdb0cde061d542f103845c1e49b616ed57562e0c

ネットのコメント

海上保安庁の無人機に関するコメントでは、災害時に通信復旧を支える臨時基地局ポッドの導入に対する期待が多く寄せられました。

特に、気球やHALEなどの実用化が見えない技術よりも、確実に機能するソリューションが望ましいという意見がありました。

また、臨時基地局のコストやサイズの改善があれば、遭難救助などの場面でも大いに活躍できるとの声もありました。

さらに、災害時における運用については、都道府県単位での予算の厳しさを指摘しつつ、総務省や国土交通省が3~4機を保有することができるのではないかという提案もありました。

具体的な通信量についての疑問も挙がり、利用者の混雑が懸念される中で、ありがたい装備であるとの評価がありました。

さらに、民間ドローン会社との連携を提案する声もあり、企業連合による運用の可能性についても議論されました。

無人機の国産化についての疑問もあり、今後の技術開発に期待が寄せられました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 気球やHALEなんて到底実用化が見えないものでやるよりも、こういう多少の問題があろうが確実に動くソリューションが良い。

  • 臨時基地局のコストとサイズがもっと改善すれば、ヘリにつんで遭難救助とかでも大活躍するだろうし。

  • 災害時には心強い装備。

  • 災害発生時は海自海保には警戒任務を優先してもらって基地局としての運用は民間ドローン会社を作って運用すべきだね。

  • 無人機は国産化できないのかな。

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