ローマが監督解任の混乱を経て、73歳のラニエリ氏を新指揮官候補に挙げている。彼の経験がクラブの再建に期待される。
今季、ローマは開幕からわずか3カ月で2度の監督解任を経験しており、現在はセリエAで12位と低迷している。
元監督ダニエレ・デ・ロッシ氏の下で6位フィニッシュを果たした昨季から一転、今季は第4節終了時点で3分1敗と振るわず、クラブのレジェンドであるデ・ロッシ氏を解任。
続いてイヴァン・ユリッチ氏が指揮を執るも、公式戦12試合でわずか4勝と成果を上げられず、ボローニャ戦での敗北が決定打となり、再度の監督解任が決まった。
ローマは現状を打開するために新監督を急募しており、ラニエリ氏は昨シーズンで監督業からの引退を発表した73歳であるが、指揮官候補の筆頭として名前が挙がっている。
ラニエリ氏は38年間にわたる監督歴を持ち、チェルシーやユヴェントス、ギリシャ代表などを指揮した実績がある。
特に、2015-16シーズンにはレスターをプレミアリーグ優勝に導いたことが記憶に新しい。
ローマの経営陣は新監督をイタリア人に選ぶことに合意したと報じられ、ラニエリ氏はオーナーとの会談のためロンドンに到着している。
彼の就任が実現すれば、ローマの緊急事態を打開する手段として期待されている。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/dacf34ca5df29899afa8aac0ec4c4daa1e9c8504
ローマの新監督候補としてラニエリ氏が浮上したニュースに対して、ファンたちのコメントは多様な意見で溢れていました。
まず、フロントの責任を強調する声が多く、今の状況を引き起こしたのはフロントの失策だとする意見がありました。
その中で、ラニエリ氏の起用がチームの士気を回復させ、戦術的にも安定したプレーをもたらすことに期待が寄せられていました。
ラニエリ氏がローマ人であることから、ファンからの支持も得やすいと考えられていたようです。
一方で、デ・ロッシ氏の復帰に関しては慎重な意見が目立ちました。
彼の成績やチームの状況を考慮すると、復帰はサポーターへのガス抜きに過ぎないのではないかという懸念が示されました。
また、デ・ロッシ氏を復帰させた場合、再度の解任が難しくなるとの意見もあり、彼の起用が長期的な視点でどう影響するかが問題視されていました。
さらに、解任のタイミングやその後の騒動についても言及され、モウ監督の解任が引き金となった一連の混乱を振り返るコメントもありました。
全体として、ラニエリ氏の就任に対する期待とデ・ロッシ氏の復帰に対する懸念が交錯し、ファンたちの心境が複雑であることが伺えました。
ネットコメントを一部抜粋
今の事態を惹起したフロントがすべて悪い
情のわからぬ戦術家はユリッチで懲り懲りだ
ここでの再任はそれこそサポーターとメディアへのガス抜きでしかない
このタイミングじゃないと二度とデ・ロッシ戻せないと思ったほうがいい
復帰させた場合もう解任できないだろうな