中国広東省での車暴走事件が発生し、35人が死亡、43人が負傷。動機は離婚後の財産トラブルとの見方が強まっています。
この事件は11月11日の夜に起き、現場は市民がランニングや散歩を楽しむスポーツセンターでした。
目撃者によると、62歳の男が運転する黒い車が人々の中に突っ込み、逃げ惑う人々の間を縫うように進んだとのことです。
運転手はその後、持っていた刃物で自殺を図り、現在は意識不明の重体です。
地元警察は、事件の動機として離婚後の財産トラブルが関与している可能性が高いと説明しています。
この事件は、珠海市で開催されていた中国最大の航空ショーの直前に発生したため、国内外の注目を集めています。
中国では最近、人が集まる場所での凶悪事件が増加しており、9月には深セン市で日本人学校の児童が刺殺される事件や、上海市での刃物襲撃事件なども報告されています。
なお、日本人がこの事件に巻き込まれたという情報は確認されていないとのことです。
今回の事件は、広東省における安全問題への懸念をさらに高める結果となっています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/5a26a463e1ad6ee748c9cae3795bb2896179ac05
広東省で発生した車暴走事件に関するネットのコメントは、事件の詳細やその背景について多様な意見が寄せられていました。
多くのコメントでは、容疑者が自ら命を絶とうとしたことや、動機に関する警察の説明が早すぎるとの指摘がありました。
特に、離婚後の財産トラブルが動機とされていることに対しては、それが無関係な市民を巻き込む理由にはならないといった批判がありました。
また、中国政府に対する不満や、社会の格差問題が事件の一因であるとの見解もありました。
玉川氏の発言を引用し、中国の豊かさが一部の人々に偏っていることに対する懸念が示されていました。
さらに、事件の死亡者数が多いことに対する驚きや、同様の事件が日本でも発生していることを引き合いに出すコメントもありました。
全体として、事件を受けての社会的な問題や政府の対応に対する疑問が強く表現されており、無関係な市民が犠牲になることへの危機感が広がっていました。