栃木市とミツカンがペットボトルリサイクル協定を締結。使用済みペットボトルを繰り返し再利用し、CO2削減を目指す取り組みが始まります。
要約すると2023年10月31日、栃木県栃木市とMizkan(ミツカン)、ペットボトルリサイクルを手がける協栄産業グループ(協栄産業、ジャパンテック)は、「資源循環型社会の実現に向けたペットボトルの水平リサイクルに関する協定書」を締結しました。
この協定は、栃木市で排出される使用済みペットボトルを「ボトルtoボトル 水平リサイクル」によって再利用することを目的としています。
このリサイクル方式では、使用済みのペットボトルを新たなペットボトルに再生することができ、資源の無駄を減らすだけでなく、新たな化石燃料からペットボトルを製造する際に比べて、CO2排出量を約60%削減することが可能です。
具体的には、栃木市で回収された使用済みペットボトルはジャパンテックが引き取り、フレーク状に加工された後、協栄産業がこれをリサイクルPET樹脂に再資源化します。
その後、このリサイクル樹脂を原料にしてペットボトルメーカーが新しいペットボトルを成形します。
成形されたペットボトルは、ミツカンの工場に納品され、同社の一部商品に使用される予定です。
この取り組みは、栃木市における資源循環型社会の実現に向けた重要なステップといえるでしょう。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/18742fa9a933dbdf22e69115d5ba02b9dcca4f32