AI企業ジーニアス・グループがビットコインを主要財務資産として採用し、株価が50%急騰しました。長期保有計画を発表し、ビットコイン決済も導入予定です。
この決定により、同社は現在および将来の準備金の90%をビットコインで保有することを約束しています。
この発表に伴い、ジーニアス・グループの株価はプレマーケット取引で50%上昇しましたが、その後反落し、最終的には終値から10%高い1株0.70ドルを維持しています。
ジーニアス・グループは、初めに1億2000万ドル(約186億円)相当のビットコイン、現在の価格で約1380BTCを取得し、長期保有する計画を立てています。
また、同社のエドテックプラットフォームではビットコインによる支払いを可能にする予定です。
この決定は、暗号資産やWeb3技術の専門家を招いた取締役会の再編に続くものです。
ジーニアス・グループは、マイケル・セイラー氏が率いるマイクロストラテジー(MicroStrategy)の戦略を模範としており、マイクロストラテジーは2020年からビットコインをインフレヘッジとして取得しています。
ジーニアス・グループのディレクター、トーマス・パワー氏は、「ビットコインは急速に成長する技術の主要な価値の貯蔵手段だ」と述べ、マイクロストラテジーの事例を支持する意向を示しました。
最近では、医療機器メーカーのセムラー・サイエンティフィックや、東京の投資顧問会社メタプラネットもビットコインを財務資産として採用する計画を発表しており、ビットコインの企業への浸透が進んでいます。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/289b9b2e3ae31d48eca6d039ded9279ef9a59bc7