楽天グループが2024年の決算で5年ぶりの営業黒字を達成。モバイル事業の成長が全体の売上を支え、EBITDA改善も見られる。
これは2019年第3四半期以来のことで、特に携帯キャリア事業への本格的な設備投資が影響を与えている。
楽天モバイルのユーザー数は11月10日時点で812万回線を突破し、モバイル事業の成長が全体の売上成長の40%を占めていると三木谷氏は語った。
一方、モバイル事業単体では前年同期比19.5%増の1060億円の売上を記録したが、Non-GAAP営業利益は486億円の赤字を計上している。
しかし、前年同期比で265億円の改善が見られ、EBITDAも241億円改善し、10億円の赤字となった。
楽天グループはモバイル事業のEBITDAについて年内の単月黒字化を目指しており、楽天モバイルがグループ全体の成長を促進する「成長ブースター」としての役割を果たしていることが強調された。
純損失は743.9億円で、負債の利払いなどが影響しているが、グループ内のキャッシュフローでモバイル事業の継続に必要な資金を賄う「セルフファンディング」を確立し、2024年および2025年のリファイナンスリスクも解消したと報告された。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/135d75ef351475bea271050f0cdef95fec85ab4c
楽天グループが5年ぶりに営業黒字を達成したというニュースに対し、多くのコメントが寄せられました。
まず、楽天モバイルの成長を評価する意見があり、特に携帯電話業界に新たな競争をもたらした点が称賛されました。
しかし、営業黒字の達成は一時的なものであり、純利益は依然として赤字であることや、返済しなければならない負債が多いことが懸念されました。
また、プラチナバンドの拡充が遅れていることから、通信インフラの信頼性に疑問を持つ声もありました。
さらに、楽天カードの一部を切り売りしたことに対する不安も表明され、経営の行く先に対する懸念が強調されました。
全体として、楽天の経営戦略や今後の投資に対する期待と不安が交錯している様子が伺えました。