大正製薬、ステマ問題で措置命令と謝罪

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大正製薬が消費者庁からステルスマーケティングで措置命令を受け、自社サイトにPR表記なしでインフルエンサーの投稿を転載していた問題を謝罪。今後の再発防止に努めると発表。

要約すると2023年11月13日、消費者庁は大正製薬に対し、同社の直販サイトに掲載されたサプリメントに関する表示がステルスマーケティングに該当するとして措置命令を出しました。

この問題は、サプリメント「NMN taisho」に関連しており、公式ECサイト「大正製薬ダイレクトオンラインショップ」で、インスタグラムの投稿から抜粋したユーザーの意見をPR表記なしで掲載していたことが発端です。

具体的には、投稿者に商品を無償提供した上で、対価の提供を条件にSNS投稿を依頼し、その内容を自社サイトに転載していました。

消費者庁は、これらの表示が消費者にとって事業者の表示であると判断することが難しいと指摘し、景品表示法第4条第3号に基づくステルスマーケティングに該当するとしました。

大正製薬は、2023年6月にインフルエンサーにInstagram投稿を依頼し、その際には「♯PR」などの表示を行っていたものの、抜粋した部分にはPR表示を行わなかったと説明しています。

これに対し、同社は措置命令を受けて謝罪し、今後は従業員に対する研修や広告掲載前の社内確認を徹底し、広告管理体制を強化して再発防止に努めるとしています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/d427fac74d6d8328c61f60d166a3d2c57a48e54e

ネットのコメント

大正製薬のステマ問題に関するコメントは、広告表示の透明性やインフルエンサーの信頼性についての懸念が多く寄せられました。

多くのユーザーは、広告案件であることを明確に表示する義務があると考え、特にSNSやインフルエンサーに対しても責任を求める声がありました。

たとえば、ハッシュタグだけでは消費者に気づかれにくいので、より見やすい場所に表示してほしいという意見がありました。

また、インフルエンサーによる商品紹介が実際の消費者の購買意欲に結びつかないことも指摘され、フォロワー数が多くても信頼性が低いと感じる人が多いことがわかりました。

さらに、テレビ通販のエキストラやインフルエンサーの紹介も、消費者が本当に信じられるものなのか疑問視されていました。

全体として、消費者は企業やインフルエンサーの姿勢に失望し、透明性のある広告が求められているという意見が強調されていました。

ネットコメントを一部抜粋

  • 広告案件の場合は明確に表示する義務があると思う。

  • 公平な目で推した着回しコーデは参考にしても、インスタグラマーの私欲が絡んだコラボは興味ないんだな。

  • ネットユーザーは慣っこなので簡単に騙されませんが、TV視聴者の中には本気で信じる人もいるのでは?
  • 私はインフルエンサーが勧めるものは絶対に買いません。

  • 堂々とPRして欲しいなと思います。

    別に悪いことではないんだから。

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