アイルランドのバリーリンチスタッドが、種牡馬ロペデヴェガの2025年度の種付け料を2800万円に引き上げると発表。産駒の活躍が背景に。
これは、今年の種付け料12万5000ユーロからの上昇であり、ロペデヴェガの産駒が今年、仏1000ギニーを制したルーヒヤや仏ダービーを勝利したルックドゥヴェガなど、多くの成功を収めたことが背景にあります。
ルックドゥヴェガは3戦無敗で仏ダービー馬となり、凱旋門賞に向けて注目を集めています。
秋にはニエル賞で3着、凱旋門賞では13着となりましたが、その実力を証明しました。
また、オーストラリアのコーフィールドCではデュークデセッサが勝利し、米国でもカールスパクラーが活躍。
日本ではエリザベス女王杯でホールネスが3着に入るなど、ロペデヴェガの産駒は世界各地で成果を上げています。
レーシングポストのジョン・オコナー氏は、ロペデヴェガが世界的な種牡馬としての実力を証明し続けているとコメントし、今年のG1馬、欧州クラシックホース、ブラックタイプホースの輩出数が多かったことが種付け料の引き上げに繋がったと述べています。
また、同スタッドは2019年の凱旋門賞馬ヴァルトガイストがドイツの種馬場に移籍することも発表しました。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/a7f42dea67145db2b7850a7f0063d7f01af911fb
ロペデヴェガの種付け料が2800万円に引き上げられたことについて、コメントでは多くの意見が交わされました。
産駒の活躍がこの値上げに影響を与えたとされ、特に競走馬としての能力や血統の多様性が評価されていました。
ストームキャット系の血統が欧州で根付いていることや、特定の後継ラインに偏らずに大物を輩出し続けることが称賛されました。
また、仏ダービー馬と英ダービー馬の繁殖成績に差が出ていることや、3歳春にエプソムで勝つ馬の特性についても言及がありました。
さらに、種付け料は誰が受け取るのかという疑問や、欧州馬の種付け料の相場についても様々な意見が寄せられました。
2800万円という金額に対して、馬には何の意味もないとする意見もありつつ、種付け料の高騰は市場のニーズや繁殖成績に基づくものであるとの理解が示されていました。