マカオで新たに2例の輸入性デング熱感染が確認され、今年の累計は30例に達しました。感染者は広東省への渡航歴があり、衛生局は蚊の駆除を行うとしています。
要約するとマカオ政府衛生局(SSM)は、11月13日に新たに2例の輸入性デング熱感染を確認したと発表しました。
これにより、今年の輸入性感染例は合計30例となります。
感染が確認されたのは、マカオ半島北部の祐漢地区に住む56歳の女性と、北西部の青洲地区に住む48歳の男性で、両者ともに広東省の中山市と江門市への渡航歴がありました。
デング熱の型は共にⅠ型で、患者の容体は安定しているものの入院治療を受けています。
衛生局は、両患者の自宅や主な活動地点周辺で蚊の駆除を行うとしています。
最近、広東省ではデング熱の当地感染例が増加しており、特に中山市、仏山市、江門市への旅行歴を持つ感染者が多く見られます。
マカオと広東省は地理的に近く、往来が盛んなため、衛生局は市民に対し、予防策の強化を呼びかけています。
昨年のマカオにおけるデング熱感染確認は7例で、すべて輸入性でしたが、今年は2月から11月までの間に計30例の輸入性感染が確認され、さらに当地感染も増加しています。
マカオの人口は約68万人で、人口密度は約2万人/平方キロメートルです。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/901e8ca6b6d181b79564691a72191b81da768313