ボストン コンサルティング グループの調査で、10代後半の若者の24％が環境問題を知り行動を変えたと回答。学校教育が影響を与えていることが明らかに。
要約するとボストン コンサルティング グループが実施した「サステナブルな社会の実現に関する消費者意識調査」によると、日本国内の15歳から69歳までの消費者の中で、特に10代後半の若者が環境問題に対して高い意識を持っていることが明らかになりました。
この調査は2021年2月から開始されており、今回で9回目の実施となります。
調査結果によると、10代後半の消費者の24％が「地球温暖化や気候変動問題を知り、行動を変えた」と回答しており、これは他の年代よりも高い割合です。
40代と60代はともに21％で、次いで高い数字となっています。
さらに、10代後半の消費者が「地球温暖化や気候変動問題」に関する情報源として挙げた「学校・職場」の割合は32％に達しており、他の年代の10％未満と比較しても際立った数字です。
これは、学校教育が10代後半の環境意識に大きな影響を与えていることを示しています。
環境負荷の少ない商品を購入する理由を尋ねたところ、最も多かったのは「気象の変化を感じるから」であり、特に10代後半では「気象の変化」が44％、「学校での学び」が39％を占めていました。
この結果は、若者のサステナブルな消費行動が教育の影響を強く受けていることを示唆しています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/454e3b0fa94687096c5708a6ba92567a7f257a9c