アンダルシア州マラガで大規模洪水が発生。1時間に70ミリの豪雨で公立学校が休校、住民3000人が避難。気候変動が影響との専門家の見解。
この洪水は、先に発生したバレンシア州の壊滅的な水害からわずか2週間後の出来事であり、バレンシア州では220人以上が死亡し、数千件の住宅が被害を受けていました。
マラガでは、1時間に最大70ミリの非常に激しい雨が降り、気象予報会社は赤色警報を発令しました。
この影響で、公立学校は休校となり、列車の運行も停止されました。
また、グアダロルセ川流域に住む約3000人が自宅から避難を余儀なくされました。
さらに、隣接するカタルーニャ州タラゴナ県でも大雨が降り、同様に赤色警報が出されています。
マラガで予定されていたビリー・ジーン・キング杯テニス大会の試合も、天候の影響で開始が遅れる事態となりました。
専門家によると、最近の暴風雨は、暖かい空気と冷たい空気が衝突することで強力な雨雲が形成されることによって引き起こされており、気候変動が干ばつと洪水のサイクルを増加させていると指摘されています。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/b1079dd235df39f33483c0716ecb116528120a9c
アンダルシア州マラガでの洪水に関するネットのコメントでは、豪雨の頻発に対する不安や、気候変動の影響が多くの人々に懸念されていました。
特に、1回の豪雨は偶然かもしれないが、複数回の豪雨が続くことで、今後も同様の災害が発生する可能性が高まるとの意見がありました。
地中海や大西洋の海水温が上昇することで、普段は雨が少ない地域でも大雨が降るようになってきており、これがさらに深刻な問題を引き起こすと考えられていました。
治水対策が十分でない地域では、堤防が低く、今後も激甚災害が発生するリスクが高いとの指摘もありました。
特に、愚かな政治家の影響で、温暖化対策が進まない現状に対する批判も見られ、これからの若者が困難な時代を迎えることになるのではないかとの懸念が表明されていました。
また、バレンシア州の気候についても、オレンジが育つ温暖で乾燥した地域であるにもかかわらず、異常な大雨が降ったことに驚きの声が上がっていました。
最後に、日本の水害対策を参考にするべきとの意見もあり、ヨーロッパ全体での水害対策の強化が求められていました。
ネットコメントを一部抜粋
1回の豪雨であれば偶然かも知れませんが複数回となると今後も起こり得るのではと不安になりますね。
地中海や大西洋の海水温の増加で、普段あまり雨の降らない地域に大雨が降るようになった。
堤防も低く、治水対策も行われていない地域なので、これからも激甚災害が多発するだろう。
バレンシアって、オレンジが育つくらいで基本は温暖で乾燥地帯のはず。
ヨーロッパは水害対策を日本並みにした方が良い。