楽天とみずほ、資本提携で法人カード市場拡大へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

楽天とみずほFGが資本業務提携を発表。楽天カードの株式譲渡を通じ、サービス連携を強化し、法人カード市場の拡大を狙う。

要約すると2023年11月13日、楽天グループとみずほフィナンシャルグループは戦略的な資本業務提携を発表しました。

この提携の一環として、楽天カードの普通株式の14.99%をみずほFGに譲渡し、約1,650億円の譲渡金額が設定されました。

提携の目的は、楽天のエコシステムとみずほFGの各サービスの連携を強化し、特に資産形成や資産運用分野での協業を進めることにあります。

提携の第1弾として、12月3日から「みずほ楽天カード」の発行が開始されることも発表されました。

このカードは、楽天グループの豊富なサービスとみずほFGの強みを活かし、顧客の利便性を高めることを目指しています。

楽天グループの三木谷浩史会長は、オフライン(対面取引)の拡大が重要であると強調し、楽天カードが経済圏の拡大に寄与する役割を果たすと述べました。

現在、楽天カードは1日1万枚以上の発行を行い、取扱高は21兆円に達しており、目標は取扱高30兆円です。

さらに、楽天グループ内でのフィンテックの売上は3割を超えており、法人を中心とした顧客基盤の拡大を狙っています。

みずほFGの木原正裕社長は、デジタル化が進む中で対面の価値が高まるとし、今回の提携により新たなビジネスモデルの構築が期待されると語りました。

また、オリコやUCカードとの重複についても言及し、審査能力や法人カードの強みを活かした協業の可能性を示唆しました。

提携によって、楽天グループはオンラインだけでなく、オフラインの市場でもさらなる成長を目指すとしています。

参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/231acd00329d6c2ccf8c2508b83a5ecf24532e3a

ネットのコメント

楽天とみずほの資本提携に関するコメントは、両社の戦略や市場への影響について多様な意見が寄せられました。

多くのコメントでは、みずほ銀行が過去に経験したシステム障害やサービスの質に対する不安が強調され、提携のメリットを疑問視する声が目立ちました。

特に、「みずほ銀行をパートナーに選ぶことが不安」といった意見があり、利用者の信頼性が問われる状況が浮き彫りになりました。

また、楽天の延命策としての提携に期待する意見もありましたが、同時に「みずほ側は消極的な姿勢が見える」との指摘もあり、両社の姿勢に対する疑念が表れていました。

さらに、楽天が法人カード市場での競争を強化する中で、みずほの役割についての意見も分かれました。

「楽天側に事業的なメリットがよくわからない」との声もあり、提携の実質的な利点が見えにくいと感じる人も多かったようです。

全体として、楽天とみずほの提携に対する期待と懸念が入り混じったコメントが多く、特にみずほに対する厳しい評価が目立ちました。

ネットコメントを一部抜粋

  • それでもATMで現金を引き出して、そのクレカが使えるお店で現金を使って支払うという人たちのほうがまだまだ多いということには変わらない。

  • 今や対面に価値があると思っているのはおじさんくらいだ。

  • 言いたいことは判りますが、よりにもよってシステム障害による不具合多発のイメージが強い「みずほ銀行」をパートナーに選ぶという事がですね。

  • 楽天は延命出来て嬉しいだろうが、みずほ側は存外『仕方ない』感が滲んでるように思える。

  • 楽天側に事業的なメリットがよくわからない…。

関連URL

2024年最新!LUUP(ループ)のニュースに関するまとめ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。