米大統領選で若い男性のトランプ支持が急増。民主党は男性向け政策の不足が影響。支持の長期的シフトか。
特に、トランプ前大統領への支持が若い男性の間で顕著に増加し、出口調査によると彼は若い有権者の56%の支持を得た。
これは2020年の41%から大幅な上昇を示しており、Z世代の男性の右傾化が進行していることを示唆している。
この変化は、トランプ陣営が「投票に行かない若い層」からの支持を集めるために、エンターテイメント系のポッドキャストに積極的に出演し、彼らのイメージを「悪党」から「アンチヒーロー」へと変える努力をした結果とされている。
特に、ペンシルベニア州では30歳未満の男性のトランプへの支持が目立ち、2020年のバイデン勝利とは対照的な結果が出ている。
マスキュリニティ研究者のリチャード・リーブスは、民主党が若い男性有権者との接点を逃した理由として、男性の教育やメンタルヘルスに関する政策が不十分だったことを指摘している。
共和党は「プロ・マスキュリニティ」なメッセージを打ち出し、若い男性の心を掴むことで支持を広げている。
これにより、2020年のバイデン勝利時の24ポイントの支持差が、2024年には11ポイントに縮小する見込みであり、若い有権者の右傾化は一時的な現象ではなく、長期的な傾向になる可能性がある。
民主党は、若い男性の支持を取り戻すために、女性の権利や大卒者向けの政策だけでなく、経済的に厳しい状況にある男性に向けた政策を重視する必要があるとリーブスは強調している。
参考リンクhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c02cd443bac8fed31e4b672afe8ca745fe9ff11e
最近のコメントでは、若い男性がトランプを支持する理由として、社会や経済の現状に対する不満や差別感が強調されました。
特に、男性が抱える生きづらさや経済的な苦境が、これまでの女性中心の社会問題に埋もれてしまっていることが指摘されました。
多くのコメントが、男女平等を謳いながらも、実際には女性やマイノリティを優遇する傾向があり、男性がその犠牲になっているという意見を述べていました。
これに対して、民主党が女性候補を立てた結果、男性の支持を失ったのではないかという分析もありました。
さらに、経済問題や治安問題に対する理解不足が、支持を失った一因とされ、今後は特に経済的、精神的に苦しむ男性に寄り添った政策が必要だという意見が多く見受けられました。
全体として、男性の権利や苦境に対する認識を深める必要性が強調され、今後の政治的な動向に影響を与える可能性があると考えられました。
ネットコメントを一部抜粋
男性だからで仕事を投げられることが多い。
日本でも取り上げて欲しい問題である。
行き過ぎたポリコレや温暖化対策が世間一般にはあってない。
弱者は男性に多いという現実がある。
男女平等を謳いながら実質女性やマイノリティーを優遇している。